とりめも

鶏肉

本の感想 『ブラック部活動』、『異邦人』

立て込んでて全然読めてないのですが、ざっくりメモ。

内田良『ブラック部活動』

親類や身近な友人に教員がいないけど、教職目指してるって方は読んで損はないと思います。

経験上の話になりますが、教職を真面目に履修してる方の中に、教員を聖職だと思い込んでる人が多い気がします。大学だとそんな感じの人が集まってるし、正義となりがちだけど、実際に働き始めて理想とのギャップを感じてすぐに辞めちゃう人がまわりに一定数います。

「教師」という肩書きがだんだん重荷になって、頑張りすぎて、潰れちゃう前に、そもそも教員は頑張りすぎてるっていう現状を知った方がいいと思います。部活動だけじゃなくても色々あるとは思うけど。

私は親類に教員がいたことがあります。その人は、給食じゃ足りないから職員室にカツ丼を出前注文して怒られるような人だった(話に聞いただけですが)ので、「教員ってゆるゆるでもいいんだなー」って勝手に思い込んでました。むしろ、大学に入って「教員目指す人ってこんなに真面目なの⁉︎ 」と驚いた側でした。それもそれで私がちゃらんぽらんすぎて問題ですね。

でも、その人を見てると、やはり、部活動は大変そうでしたね。運動部の担当だったので、土日がないのが当たり前って感じでした。授業とかどうしてたんでしょう。不思議。

そんな感じのことを問題提起してる本です。

 

カミュ『異邦人』

ざっくりあらすじ。風変わりな主人公ムルソーが、殺人をしてしまい、その風変わりさを取り上げられ、裁判で不利になる話。最終的に死刑判決となります。ムルソー、母親の死の翌日にガールフレンドと海水浴に行ったり、喜劇映画を楽しんだりします。そういうとこを、批難されちゃいます。殺人と関係ないはずなんですけどね。

検事が「こいつ(ムルソー)は本当は賢いやつだ!」と声をあげる場面があるのですが、頭がキレるというのは本来は長所なのに裁判じゃ不利になっちゃうの、不思議ですよね。ムルソーも不満気です。

こういうことはよくあるなあ、って思いました。相手を気に入らないのが前提にあると、なんもかんもが悪く思えるのはありますよね。建設的に「叱る」より、感情的に「怒る」って場面の言葉の選び方とかにありそう。「叱る」を装って「怒る」場合もあるから、見破るのは難しい。話がずれてきたのでやめます。

今回、カミュの本を初めて読んだんですよ。かなり気に入ったで、カミュの「ペスト」を図書館で借りてきました。近いうちに読みたいです。でも、上・下巻で2冊あるから読めるかなー。あらすじ調べて満足しちゃいそうな予感がプンプンします。