とりめも

鶏肉

2006年くらいのゲーム「TheBroth.com」の話

TheBroth.com(以下TheBroth)というサイトをご存知でしょうか。たぶん、アメリカの会社によるもの。

 

youtu.be

www.youtube.com

 

動画も残っていました。これです、これ。

 

TheBrothにアクセスすると、画面に表示されている1000枚くらいの小さいタイルが縦横無尽に動いているのを見ることになります。少し気持ちの悪い光景ですが、これは、世界中からアクセスしているユーザー1人1人がタイルをつかんで動かしているんですね。

 

このタイルを動かす作業がうまくいくと、世界中のユーザーで1枚のモザイクアートを完成させることもできちゃいます。

 

今回はこのサイトの思い出を勝手に書いていきます。

 

 

 2006年のサイト

 

このサイト、中学1年生のときにしょっちゅう閲覧していた記憶があります。最近ふと思い出したので検索してみました。

 

英語のサイト名を覚えていなかったので、「カラフル タイル みんなで」「モザイク オンライン 世界中」とか思いつく想起語を検索フォームに打ち続けました。2,3日空き時間にひたすらこのサイトを検索し続けて「モザイク みんなで動かす」でGIGAZINEさんの記事にヒットし、再会することができました。

 

gigazine.net

 

GIGAZINEさんの記事が更新されているのが2016年5月11日です。いまから、11年前でしょうか。11年前というと、現在24歳の私からすると、13歳。記憶の通り、中1くらいですかね。わたしは、叔父にこのサービスを教えてもらったんですけど、そういえばGIGAZINEの記事からアクセスしていた気もします。

 

ちなみに、中学1年生のときに友達の家でこのサービスを布教しようとしたけど、あんまり喜んでもらえなかった思い出があります。むしろ、そこの家のお母さんに「小さいのが動いていて気持ち悪い」って言われた記憶。ところで、中学校1年生女子ってお友達の家で何して遊ぶんですかね。

 

うまくいくとは限らない。だから良い。

 The Brothでは、他のユーザーと意思疎通する機会があまりなかった気がします。外国人のユーザーばかりなので、ってこともありますが、チャット機能あったかどうかもあやしい。リアルタイムでタイルがどんどん動いていくので、そんな暇もなさそうな気がします。

(追記: 動画を見返すとチャット機能ありそうですね!中学生で英語がわからないので使ってなかっただけで。)

 

なかなか意思疎通ができない分、たくさんのユーザーが1つの部屋に参加していると、それだけ完成が難しくなります。ふつうは、たくさん人がいればそれだけいいものができそうな気もしますが、多数の人たちが目指す完成形とは異なる動きをするユーザーがでてきてまとまらなかったりもするのです。

 

ところで、私は、小学校の高学年くらいから学校以外の空き時間の大半をネット閲覧にぶち込む不健康な生活をしていました。そして、中学生のころもそんな感じでした(今も変わりませんが)。

 

読み物サイトの記事やまとめサイトの記事、毎日閲覧しているブログを巡回する空き時間に、モザイクアートの様子をちらちら確認していました。あとは、無意味にパソコンの前で動くタイルをぼーっと閲覧していたり。ぼんやり見ているだけでも、楽しいんですよ。どんどん画面が変わっていくので。

 

すると、「1時間前まではうまくいっていたのに、今じゃなんかグチャグチャになってる……」なんてこともよくあります。

 

なので、きれいな絵が完成しそうな部屋にアクセスできると、本当にエキサイティングな気分を味わえました。「今日のモザイクはすごいぞ!」って。そして、自分も積極的に協力しちゃったりなんかして。習い事の前なんかだと、「私が出かけるまでに、形になってくれ~~!!」って気が気じゃなかったりしてました。

 

自分の参加した絵がギャラリーに載る

これが一番好きな機能でした。どうやったら掲載されるのかはよく覚えていないのですが、なんかきれいな絵ができると、サイト内のギャラリーに載ることがあります。

 

http://www.woostercollective.com/post/shit-were-diggin-thebroth.com-a-collaborative-mosaic-art-project

 

このサイトに掲載されているレベルの作品ができることってあまりないんですよ。(このアラブ人の絵はサイトトップの画像にも利用されていたので、よく見た記憶があります)

 

TheBrothできれいなモザイク画完成するまでには、膨大な時間と運の良さとユーザー間の気配りが大切です。なので、秀逸な作品の完成の場に自分が居合わせること自体に価値を感じていました。

 

たまたまアクセスしたときの絵が、ギャラリーにのると、閲覧数なども同時に表示されます。今では当たり前の機能だと思います。SNSの個人のつぶやきの影響力も可視化されていますし。

 

でも、当時、なにかを発信する手段も知恵もなかった中学生の自分にとっては(2ちゃんねるに投稿したかったけど、なんかいけないことだと思い込んでた)、少しタイルを動かした絵に何人もの人が見てくれるだけでも、狂おしいくらい承認欲求が満たされました。匿名とはいえ、ネットで誰かとつながったのって、私にとってはこれが最初かもしれません。

 

あと、知らない人と何かを作り上げたことへの達成感があります。年に数回のビッグイベントである学校行事より、匿名性が高い空間での人間同士が協力できる要素があるTheBrothのほうが私にとっては魅力的でした。比べる対象が違うかもしれませんが、当時中学生だったので。

 

学校の行事とは違って、強制力がないからいいんですかね。あと、偶然の要素が高いし、タイルを動かすのにうまいも下手もないし。

 

今は遊べない

The Brothですが、GIGAZINEさんの記事にあるリンクからアクセスしようとしたのですが、今は遊べないみたいですね。

 

でも、画像検索や動画検索すると「うわ~~こんな作品あったなあ!ギャラリーで見たことある!!」という懐かしの作品をいくつか目にすることができてそれで満足です。早送りの動画を見ているだけでも暇つぶしになるのでオススメです!!

 

TheBrothについて書いているブログ等もあまりなかったので、じゃあ、10年越しに書いちゃお、ってことで書いちゃいました。書いちゃった。

また、当時、このサービスで遊んでいた人がいましたら、ぜひ教えてほしいです。