とりめも

東京のおいしいインドカレーの店を教えて

気がついたら100記事目のはてなブログだ

これが100記事目。厳密には怒られそうだから公開後に下書きに戻した記事もわずかにあったりするのだが、まあいいでしょう。

 

わたしがブログを始めたきっかけは、23歳の秋に初めて猫に触ったことである。それを自慢したくなったので、ブログを開設した。

23年生きてきて初めてネコに触った - とりめも

 

実にいい加減な理由である。

 

それからしばらくして、コミケの本のネタの候補のうち、諸事情でボツになったものをデイリーポータルZの自由ポータルに応募し始めるようになった。

 

せっかくブログ作ったし、ってことで。

 

たしか、2回目の応募の時に載せてもらえた。大学院生の1年生だった。小さな頃から読んでいたメディアに自分のブログを紹介してもらえるなんて夢のようで、大学の図書館でドキドキしながら講評を読んでいたのを覚えている。研究をしろ。

 

偽装グルメのすすめ - とりめも

 

今読んでみると、読みにくいし企画に囚われて不自由なブログ記事になってしまっている気もするのだが、嬉しかったので良い。

 

それから数ヶ月して、とあるきっかけ*1でヌートンさんで書かせてもらえるようになった。ブログではなく、記事を。記事のお作法を何一つわからない私に編集の方が丁寧に教えてくれて、本当にありがたかった。

 

その後も他のメディアさんで書かせてもらうことがちょっとずつ増えた。どのメディアさんも本当に良くしてくれてありがたいです。

 

次第に、日常の営みの中に記事を書く事が追加されるようになった。その頃からブログではネタっぽい企画は減っていった。

 

なんも考えず思ったままを書き散らしたいなー、と考えるようになった。今のところ広告はつけてないし、ブログの感想もこないし、自分のために好きなことを好きなだけ書くことにした。

 

振り返ると、幼少期からさくらももこ佐藤愛子のエッセイが好きで好きで、憧れていた。実におこがましい発想だが、あんな風に自由に素直にズケズケと日常の喜びや不満を書いてみたい気持ちがあったのだ。

 

そして、なんも考えずに文章を書くと気づくこともある。

 

特に自分の文章の感情のなさに驚いた。私も人間なので感情はあるのだが、何故だか淡々とした文章になってしまう。

 

思い返せば、25年しか生きてない割には「お前は感情がないのか」という理由で他人から怒られることが多い。あと、彼氏*2になってくれた人たちからは「君は何を考えてるかわからない」と指摘されることが何度もあった。違う人たちから同じことを何度も指摘されるんだから、本当にそうなんだと思う。

 

自分が人に嫌われる理由の9割くらいが「何を考えてるかわからない」な気もする。「いやいや、わかりやすいだろ」と思っていたが、自分の文章を読み返すと「いや、淡白すぎるな」と冷静に受け入れられた。だからと言ってなおせる気もしないが、納得はした。

 

そんな自分の文章はあまり好きではなかった。どう考えてもメディア向けではないし、親しみにくい。

 

だが、自分の適当なブログもなんだかんだで毎日数百人が読んでくれてるし、*3「申し訳ないから好かれる文体の研究をしようかな」なんて考えてた時に褒めてくれる人がいた。

 

2018年に読んだ面白かった日記記事 - ・x・ぼくののうみそ

 

ハイエナズクラブの編集長のズッキーニさん(id:bokunonoumiso)が2018年に読んだ記事の1つに紹介してくれていた。

 

ファンとして読んでいたメディアの方が、自分のブログを読んでいてくれていたなんて……!それだけでも嬉しいのだが、

箇条書きに近い文体で出来事が淡々と書かれているのでおきていることが次々外部から報告されてくる感じで臨場感がありますよね。

…と書いてくださっていた。エモエモの感情溢れる文章が書けなくて困っていたので、物凄く救われた気分になったのを覚えている。本当にありがとうございました(勝手にすみません)。

 

ちなみに、紹介してもらったブログは、夜行バスで泥酔したおっさんに絡まれて泣いた話である。最悪な思い出だったが、数年ごしに知らんおっさんのことを少しだけ許せた。

夜行バスで酔っ払いに叩かれて泣かされた話 - とりめも

 

ツラツラと色々書いた。

まとまりがないが、個人的に気に入ってる自分のブログ記事を貼ります。

 

エピクロスの「隠れて生きよ」に救われた話と、中学・高校あたりの自意識の変化 - とりめも

 

これを読んで自分のツイッターをフォローしてくださった方がいたのを覚えている。哲学を専攻されている方とのことで申し訳ない気分だが、好意的に捉えてくれたということで嬉しかった。今読むと、自意識って感じですねえ。青臭い感じだ。

 

そんな感じです。

個人的にはブログを続けていてよかったと思う。私は社会不適合で捻くれた性格なので、周囲から浮いてしまうことが多い。周囲から浮いていても、昨年度の大学院生の時ならうまくやってこれた。自分の研究さえ進めば「善」なので。

 

だが、社会人になって前よりも人と関わるようになるとそうはいかない。真っ当そうな論理を提示したつもりが、そもそもの話し合いに応じてもらえないことがある。他人のどうでもいい感情をぶつけられて煩わしいこともある。何が正義なのかわからない。雰囲気で許されることと許されないことが決まったりする。もうよくわからない。

すると、「あああ無理無理無理無理」って叫びたくなるような不適応が頻繁に起きる。体調も崩しやすくなった。だからと言って叫ぶと気狂いかと思われる。じゃあ、ツイッターに書くかというと、微妙だ。FF外から失礼するタイプの人からわざわざ趣旨を全く理解してない面倒なリプライが飛んで来て余計しんどくなることもあり得る。

 

そんな時にはブログが1番だ。気持ちが塞ぎ込んでいるときはコメントをさせないように設定することもできる。

 

あとは、嬉しいことがあった時にも140字の制限なく書けるのも良いですよね。取ってつけたように書きましたが。

 

そんなこんなで、100記事です。ブログにはブログの役割があるな、と感じる。あと、ブログを通して嬉しいこともたくさんあったなあと振り返った。よかったよかった。

 

これからも、ブログでもその他メディアさんでも淡々とマイペースに色々書いていきたいと思います。どうぞ、よろしく。

 

*1:ライター募集の応募フォームの存在は知っていたが、まだ早いよなと思って後回しにしていた。ある日、飲み会で自分の好きな先輩が別の先輩に小馬鹿にした感じで弄られてるのが胸糞悪くて、普段飲まない酒をちょっと飲みすぎた。そしたら、その日の夜中に気がついたらライターに応募してた。

*2:といっても少ない

*3:昔書いた「松葉杖の体験談」松葉杖で暮らした体験談 - とりめもや「皮膚描記症かもしれないといういい加減な記事」少し掻いたらミミズ腫れ「皮膚描記症」ぽいので、抗ヒスタミン軟膏を塗った - とりめもが検索上位のため。