概要
- 札幌狸小路商店街にある水族館に行ってきた
- 2023年7月にオープンしたばかり
- クラゲやペンギンを見ながら飲食ができます。酒も飲める
- ペンギンは寝てた
いつ
2023年秋 20〜22時
AOAO SAPPOROとは
- 2023年7月に札幌の狸小路商店街の「moyuk SAPPORO」内4〜6Fにオープンした水族館
- 21時が最終入館で22時までオープンしてる
- 他の水族館と違うのが、各部屋に休憩スペースがたくさんあって、飲食しながらのんびり過ごせること
- 詳細はAOAO SAPPORO | 生命のワンダー 〜みえないものがみえてくる〜を見ましょう
行ってみた
商店街が「WAO!AOAO」で盛り上がっていた
「WAO!AOAO」「WAO!AOAO」「WAO!AOAO」
3丁目を目指して歩くと見えてくる
4階からエスカレーターの空気感が急に変わる
AOAO
ペンギンに力入れてる
ラボやアクアリウム
4-5Fは広々とした空間に、比較的小さめの水槽が配置されている。じっくりと見る。
アシカやオットセイ、大きいタコのような大きめで派手な生き物はいなくて、ヤドカリやハゼなどが並ぶ。ハゼだけでたくさん種類がいた。
ラボやアクアリウムがテーマとされていて、空間を楽しむ感じ。
クラゲくるくる、ペンギン寝過ぎ
6Fに行くと、ジャズっぽい音楽が流れていた。ここは、クラゲとペンギンがメイン。
クラゲ
暗い部屋なのでクラゲが目立つ。
クラゲがズラーっ。コインランドリーみたい
クラゲの奥にまたクラゲ。延々とクルクル回ってた
暗いと映えるね
ペンギン
来訪時のペンギンは大人しめだった。立つ、羽繕い、寝るのどれか。
あまりにも動かないので、たまに水を飲むと褒められていた。私も水飲んで褒められたい。
ファンサ控えめでも、かわいいからそれでいい。
ペンギンゾーン
おやすみ①
おやすみ②
おやすみ③
立つ
かゆくてうねうね
広々空間
展示自体は少なめ。3Fあるものの1時間以内に見終わった。
ただ、普通の水族館と違うのがここで、意図的に空間のゆとりを徹底している。
広い
広い
広い
何故かコワーキングスペースもある
展示が豊富な水族館も豪華で良いが、情報量が多くて疲れることもある。デートや話の種に気軽に出かけてみたものの、案外歩くしオシャレで履いたヒールは痛い、という経験をした方も多いだろう。水槽1つ1つは癒しの空間かもしれんが、体力が案外削られるものだ。
他方、AOAOは水族館で過ごすことに特化しているので、「これくらいがちょうどいい」と素直に感じられた。普段は素通りしがちなヤドカリやハゼをじっくり見ることもできて、結構好きだった。仕事終わりの体力でもフラッと寄って、好きな水槽の前に座ってじっくり眺めることもできる。
「たくさんの生き物を浴びるように見たいんだ!」という人には物足りないかもしれないが、「水族館でのんびり過ごしたい」という方にはピッタリだと思う。ちょうどいい。
正直、口に出さないだけで、「水族館という場所の雰囲気や空間が好きで、クタクタになるほど展示を見たいわけではない人」も多いんじゃないだろうか。実際、2時間施設内を歩き潰して色々な生き物を爆速で見るよりは、1時間で見れる展示を休憩しつつ2時間弱かけてじっくり見る今回の体験の方が贅沢に感じた。他の施設だと5分も滞在しないペンギンゾーンに1時間滞在してしまったし。体力も消耗しないし。こういう形式で、なるべく多くの生き物を網羅するのではなく、見せたいものを見せる水族館がもっと増えても良いなと感じた。
好きなとこで飲食できる
6FにはCAFE&BARがある。パンやソフトクリームを買える。大きなフライが挟まったクロワッサンやチョコミントのクロワッサンなど、とにかくクロワッサンを選べる。BARなので、お酒も売ってる。
あちこちに座れるスペースがあるので、どこで食べても良い。
クラゲの前で飲食したっていい
暗くてなんなのかわからないが、光るソーダ*1とアップルカスタードクロワッサン
おわりに
- やや大人向けではあるものの、真の意味で気軽に立ち寄れる水族館だなあと思った
- 展示を見ながらゆっくり話し込んでる人も多く、デートや友達とのお出かけに良さそう
- 暗いので他の人の顔がよくわからないのも良いね
- ぼんやり椅子に座ってずっと水槽やペンギンを眺めてる人も多く、「水族館で過ごす」という感じがした
- 水族館でぼんやりするの、ゆとりがあって好き
- 22時までオープンしているのが嬉しい。夜型の人向けの水族館があるなんて
*1:クラゲの形の光る電気が入っている