とりめも

旧校舎巡り、野鳥観察、旅行のメモ

【長野】小布施にて「北斎館」「高井鴻山記念館」「日本のあかり博物館」を見たメモ

概要

【長野】夜に湯田中渋温泉郷に行ったメモ(20230909) - とりめも

これの翌日の話。栗を食べた。小布施で3つ展示を見た。

各施設の滞在時間も書いているが、筆者はせっかちで見るスピードが異常に早いので、参考にならない。じっくり鑑賞したい人はもう30分〜1時間くらい見積もろう。

天気

超晴れ

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いつ

2023年9月10日(日) 正午くらいに小布施駅着。

どこ

長野電鉄 小布施駅から徒歩10分くらいのエリア。

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線路を通って反対側のホームに渡る。
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見たもの

北斎館、おぶせミュージアム、髙井鴻山記念館がセットのお得な入場券を薦められた。

おぶせミュージアムには自分が興味のある展覧会がなさそうだったので今回は使わなかった。

三館共通入場券が使える施設 | お役立ち情報 | 小布施日和|小布施文化観光協会の公式サイト

北斎

小布施駅から細かく案内が出てるので、何も考えずそれに従えば着いた。

すみだ北斎美術館」より早くこちらに行くことになるとは思わなかった。

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周りの人で撮影してる人が少なかったからあまり写真撮らなかった。後から調べたら写真OKだった。

ちなみに、トイレのみの利用も可能。その場合は、赤いネームプレートを首から下げる運用。

「来たけど、北斎のことなんか知らんぞ」って人向けに15分程度の動画が2種類上映されている。わかりやすかった。

北斎が83歳で初めて小布施に来て、肉筆画に取り組んだらしい。それで、小布施にも縁があるよ、と。高井鴻山という豪商にアトリエも用意してもらってたそうな。

「摺物」の展示見た。非売品で注文した人が私的に楽しむ版画らしい。skebみたいな…?

「この時期の北斎は何してた」「摺物とは」「関連人物は誰」などの説明が充実してるので、ふらっと入っても理解できる。

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北斎ペンネームを30回くらい変えてるせいで、各説明のキャプションに「この時のペンネームはこれ!」って示されていた。資料の管理大変そうだなあと思った。

計30分の映像視聴と合わせて1時間ほど滞在。人はいるが、混雑はしていなかった。都内のでかい美術館・博物館での気合い入った特別展と比べると軽めに見れる展示量だが、少ないとは感じなかった。疲れすぎず、むしろこれくらいがちょうどいい。

あと、休憩エリアのこの窓が気に入った。イラストにしたい。

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高井鴻山記念館

北斎館の目の前の「栗のこみち」を通ると到着。
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本当に栗が落ちてた。

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葛飾北斎と交流があった小布施の豪農商・高井鴻山の記念館。北斎が83歳の時、30代後半くらいの年齢だったらしい。歳の差すごいね!

高井鴻山の書画が飾ってあるんだけど、そもそもこの人が何者なのかの素人向けの説明が少なくて正直よくわからなかった。妖怪の絵を描くのが好きらしい。

ただ、「翛然楼」という古い京風建築の中を歩き回れるのが楽しい。ギッギッと急な階段を登って2階から立派な庭を見下ろすと風流人で偉くなった気分。

展示物は撮影禁止。建物はどうだったのかよくわからず、撮影してない。写真撮りたかったなあ。検索すると写真撮ってる人結構いるから、本当は建物はOKだったのかもね。この記事を見れば雰囲気掴める。

30分も滞在していない。すぐ見終わる。

https://intojapanwaraku.com/rock/travel-rock/1051/

日本のあかり博物館

こちらも北斎館から近い。でかいカブトムシがいる。

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木がいっぱい。
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館内は半分くらい撮影禁止。ただ、受付で、撮影許可を申請する書類に、名前と住所、用途などを書けば撮影OK。SNSやブログにUPする私的利用として申請した。腕章をつけて歩く。

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とにかく、いろんな時代の照明器具が。時代物やファンタジーのイラスト描く人は喜びそう。照明は雰囲気で描きがちだった。よく考えたら、その時の文明の発達具合によって使える燃料等々が違うよね。

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いろんな明かりを試せる体験コーナー。部屋が暗くなり、自動で各明かりが点灯される。

筆者が試しているときに、間違えて大学生くらいのカップルが入室して、しばらく留まっていたが「いや、ちゃうよな」となったのか退出。筆者が終わるのを待ってた。ごめんね。
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階段の雰囲気が好き。
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サクサクとざっくり見て、30分くらいの滞在時間。しっかり見るなら、さらに1時間くらい長めに見積もると良さそう。

食べたもの

朝食:竹風堂

長野駅近くの竹風堂へ。

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朝10時過ぎに入店。人は少なめだった。

夏季限定の「クリーム栗みぞれ」(770円)。もう9月だからギリギリセーフかな?

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栗餡が濃くてびっくりする。ぱっと見、氷に対して少ないように思えたが、十分すぎるくらい栗。氷にも栗蜜がかかっている。

ちょっと量が多く感じたが、私の胃が縮んでるからかも。

竹風堂は、長野駅以外にも小布施にもあったし、他の場所にもあるよ。

昼食:桜井甘精堂 

長野県出身の友人から、「桜井甘精堂の栗おこわオススメ!」と言ってもらえたので、14時くらいに来店。

こちらもいくつかお店があり、北斎館の横にもあった。店舗によって出すメニューが違うので、事前に調べておくと良さそう。

栗おこわはお土産用もあった。「暑いから腐るかな」と心配になり、喫茶メニューを注文。

「一茶御膳」(1490円)

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栗おこわ自体食べたことなかったので「甘いご飯って美味しいのかな…?」って気になってたけど、ホクホクで美味しい。

漬物や鮎の甘露煮が少し齧るとギュウギュウと旨味が出てくる。少量でも塩っぱいので、甘い栗のご飯と合う。胃弱の私にはちょうどいい量だった。食べ盛りの少年だと足りないかも。

そばクリームパスタのセットも気になってたけど、そちらは売り切れ。

余談:そこらへんで農産物売りがち

長野駅(長野電鉄)
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果物を買いたい人は駅の窓口でお金を払う。

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近目の写真はないが、小布施駅(長野電鉄)ホームでもジュースとか栗売ってた。小布施を歩いていて、ナガノパープル売ってる人も見た。

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おわりに

・3つも展示見るとさすがに疲れる

・全部は行かなかったけど近いエリアに5個くらい小さい美術館や博物館が並んでるので巡りやすい

・写真撮影の可否はちゃんと確認しよう

・朝ご飯にかき氷はどうなんだ